「・・・和泉さん・・・っ!!」 後ろで叫んでる村井さんの声を聞かないふりして・・・。 涙を流しながら、薄暗い人ごみをかき分け走っていく・・・。 人があまりいない路地裏あたりに入ると、乱れた息を整えながら、あたしは、建物に寄りかかるように座り込んだ・・・。 終わった・・・。 もう終わってしまった・・・。 自分で選んだのに、すごく、すごくさみしい。 ・・・かなしい。 もう笑ってくれない。 話してくれない。 絶対嫌われた。 ・・・村井さんっ・・・! 「う・・・」