「・・・ん?・・・鈴!!」 肩をたたかれ、あたしがびっくりして目を見開いた。 「・・・ミカ」 目の前には、机に肘つき、ぽーっと前を眺め考え事していたあたしを何度も呼んでいたらしいミカの姿があった。 「ちょっと!なにぼうっとしてんの!」 「いや・・・」 「また、村井さんのこと考えてたんだ」 「まあ・・・」