「いいんですか・・・?」 「もっちろん!和泉さんも一緒だし、退屈しないから、きっとすぐに感じるよ!」 まったくこの人は・・・。 どうしてこんなにも限りなく優しくあることができるんだろう・・・。 気をつかって言ってくれたんだとわかっていても、あたしは単純にうれしかった。 「ありがとうございます!」 不思議なことに、二人で話していると、本当に時間が過ぎるのが早く、あたしたちは二人がけの席へ案内された。