「お、和泉さんおはよう!リョウ来てる?」 「もう来てますよ!」 「そういえば、昨日のデートどうだったの?」 「立石さんから聞いたんですか?楽しかったですよ!」 「そっか!よかったな」 そう言って村井さんも、休憩室へと姿を消した。 すると、リョウをからかう声が漏れて聞こえてきた。 なんだかちょっと恥ずかしくて、でも嬉しくもあって・・・。 そのあとすぐに忙しくなってしまい、あたしは、ろくにリョウとも話せないまま、時間が過ぎていった。