「本当だ」 カイトくんのまわりにいる男子生徒は喋っているけど、カイトくんはあたしに対して全然興味持ってない感じだった…。 ちょっとショック…。 「部活帰り?」 「そお。これから駅ビル行こうと思って。な?」 「ふーん。いってら〜あたしはもう済んだから笑」 とあたしは手に持っているさっきの服の紙袋をぴらぴら見せた。 「うわ〜。一人で買い物?寂しい〜」 「うるさいなあ!」