「ふっ。嘘じゃねえよ、鈴ぐっすり眠ってたな」 「うわあ〜恥ずかしい!!」 思いっきり爆睡しちゃったよ〜!! いびきかいてなかったかなあ〜。 「寝顔、可愛かった」 赤面赤面赤面。 「ちょっと、冗談やめてよ」 「ほら、早く帰らないと、親心配するよ」 「あ、うん!今日はありがと!じゃあね」 「おお」 すると、リョウは軽くあたしを抱きしめて、すぐ離した。 あたしは車をおりて、車の邪魔にならないところまで移動すると、駐車場から出ていくリョウの車を見送って、家に入る。 「ただいまあ〜!」