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「わあ~すごおい!!キリンおっきー!!」
「わあ~ライオン可愛い~!」
「わあ~トラかっこいい~!!」
高いヒールにも関わらず、動物園を駆け回るあたし。
それを後ろからゆっくり着いてくるリョウ。
楽しくて仕方なかった。
「おい!こけんぞ」
「だって楽しい~!!動物可愛い~!」
「ったく、いつはぐれるかわからないな」
そう言って、あたしの手を握るリョウ。
「車じゃハンドル握ってて無理だったからな!」
リョウはにかっと笑った。
あたしも最高の笑顔を見せて、右手に感じる自分より2倍も3倍も大きな手を強く強く握りかえす。
「うん!!」
