「ほら、見えてきた。あそこあそこ」 「え~どこ?あ、あれかあ!!」 あたしは動物園の門が見えてきた瞬間すごいはしゃぎ始めた。 「うわ~うわ~楽しみぃ~!!」 「子供みてぇだなあ」 そう癇に障ることを言われ、キッとにらむようにリョウを見たら、リョウはすごいまるで子供を見るお父さんのような優しい優しい笑顔をしていた。 それでぱちっと目が合って、少し恥ずかしくなり、すぐに動物園のほうに目を向けた。 「ねぇ、早く行きたい!」 「よし!まかせろ!」 と言って、すぐさま車を駐車場に入れた。