…まさにポカーンという感じ。
時計広場から少し移動した『本当の待ち合わせ場所』に2人手をつないで現れた私達。
先に来ていたみんなは、そんな2人を見て唖然としていた。
ただ一人、村井さんを除いて……。
村井さんは『よしよし』といった感じで、私達2人を微笑ましく見ている。
「ど、どーゆーことすか?」
「ま、こーゆーこと?笑」
驚きを隠せないまま聞いてきた立石さんと仲の良いに、立石さんは繋いだ手と手を自慢げに少し上にあげた。
あたしは横で、静かに笑うしかない……。
「えー?!そうだったの?!いつのまにー?!」
次々と色んな人が質問をしてくる。
立石さんは嬉しそうに「口説いた」だの、「さっきコクった」だの話している。
あたしはただただ村井さんを横目でちらちら見ていた……。
