「面接結構緊張したあ!!」
「お疲れぇ!うちも探さなきゃあ・・・」
「そうだね、シホも探さなきゃだよねぇ!」
あたしはベッドでごろごろしながら、友達と電話していた。
相手は高校で隣のクラスの、シホ。
シホもチトセと同じくらい背が小さくて、なんか、ヤンキーみたいな子。第一印象はこの子ちっちゃい、だった。
「でもね、今回はいける気がする」
バイト探さなきゃとぼやくシホに、あたしは自分の自信を告げた。
「いいなあ、リンは。さっさとバイト先に目をつけて、さっさと電話して、さっさと面接すませちゃってさ!」
