―――――――――――― 『ご乗車ありがとうございました~』 運転手さんの作業としての挨拶を聞きながら、バスを降りる。 目の前に、大きな人影が見えた。 そこには・・・ 「立石さん!」 「よ!」 そこには立石さんがいた。 大きな人影が立石さんだと分かった瞬間、少しだけ、気分が落ちてる自分に、村井さんじゃないかと期待していたことが分かる。 「どうしたんですか?!」 それが悟られないように、明るく聞く。 「和泉さん待ってた。行こう!」