ミカは涙ぐみながら、顔を見上げ、歯をくいしばり、力強くうなずいた。
「鈴、あたし、振り向いてもらえなくても、好きになってもらえなくても、想い続ける・・・!!自分自身、カイトを好きだって思えるかぎり!!」
手をグーにして、服のすそで涙をごしごし拭きながら、決意を口にした。
そしてその決意は、まるで、あたしの気持ちとまったく同じようで、また、涙があふれてしまった。
人は、どんなに好きでも、その相手の愛する人にかなわないことがある。
それは、とても悔しくて、悲しいことで、その人を想うことをあきらめてしまうこともあるかもしれない。
でもきっと、あきらめてしまえるのなら、好きではないんじゃないかと思う。
本当に好きなら、どんなに可能性のない相手でも、スキをやめられない気がする。
スキを伝えて、振られて、本当にその人のことを思い出にできるまで、好きだったら、きっとスキをやめられない・・・。
