[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~

「行くぞ。」

とタバコを灰皿に
潰しながら立ち上がった。

この男も身長が高かった。
180はあるだろう。

私は男の後をついていった。


長い廊下を歩いていると

「ここがお前の部屋だ。」

部屋の扉を開けると
洋風の広い部屋があった。


「広っ…」
と一言だけ吐いた。

「そうか?普通だろ。」

いやいや普通じゃないから!