[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~

そう。私は鉄さんたちと一緒にご飯を作っている。



「夏愛さん上手くなりましたね!」


「まぁ最初の頃に比べると一目瞭然で…」


最初の頃は酷かった。



ハンバーグを作ったのに「氷?」ってくらいカチンコチンになったりしてもはや食べれる物ではなかった。


「鉄さんのお陰だよ!ありがとう!」


「いえ、夏愛さんが頑張ったからですよ。」


そんな事を話ながら準備をしていると龍司がお風呂から上がってきた。