[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~

「夏愛。」


龍司さんはギュッと抱きしめてくれた。



「大丈夫だから。」


私がそう言うと体を離して自分が着ていた上着を着せてくれた。



「行くぞ。」


「この人たちは…?」


「他の組員に任せる。」


そう言うと龍司さんはどこかに電話を掛けた。