[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~

すごくすごく高かった。


「その商品は当店で1番の高額商品となっております。」


「やっぱりいいで…「それにするのか?」」



後ろを振り向いたら龍司さんが立っていた。



「違うの!見てただけ!」


私は顔の前でブンブンと手を振ってみせた。