[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~

が、俺と夏愛の邪魔をするようにドアがノックされた。


俺は気が抜けてドアの方を見てしまった。



気を抜いたと同時に
夏愛がベッドから降りた。


しまった!っと思って
いたら既に遅かった。


ドアを開けてお粥を持ってきた鉄は「夏愛さん?どうされました?」と言いながら入ってきた。



その鉄の後ろに
夏愛は隠れながら


「鉄さぁ~ん…」

と言った。

甘えを含めた声に俺は
苛立ちを感じた。


「鉄…夏愛から離れろ。」

「はいはい。」

そう言って鉄はお粥をテーブルに置こうと動いた。


しかし夏愛は鉄の動きに合わせた。