[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~

客間に行き1人の組員が夏愛を心配してきた。


最初は戸惑っていた夏愛だったが声を掛けられて慣れたのか組員に笑い掛けた。



その瞬間組員たちの顔が赤くなった。


俺はそれにさえ苛立ちを覚えた。


お前は誰に笑い掛けてんだよ。

お前は俺だけに笑い掛ければいいんだよ。

俺は「おい…」と声を出した。

自分が思っていたよりも
低い声が出て組員たちの
肩が震えた。