[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~

夏愛はビクッと体を
震わせた。


それを見た龍司は
優しく「夏愛…おいで?」と声を掛けた。


夏愛は鉄の顔を見ると
鉄は微笑みながら
ゆっくり頷いた。



それを見た夏愛は
龍司のところまで
歩いて行った。


「じゃあ俺は失礼しますね。空は置いといていいんで。」


そう言うと鉄は出ていった。