[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~

「えっ…と…何のことですか?」


夏愛は目を泳がせながら後退りした。


龍司はその夏愛を壁へ追い詰め壁に手をトンッとついた。


夏愛は前には龍司後ろには壁。
しかもベッドと言う
悪条件に飲み込まれた。


「思い出せねぇんなら思い出させてやるよ…」


そう言って夏愛の唇に
キスをしようとした時
ドアにコンコンッとノックされた。