「ねぇ、尋人」 「何?」 「今度の休みは、外でデートしたい」 見上げてそう頼むと、 「決めとけ」 尋人はちょっと口角を上げて、あたしの頭を撫でそう言った。 「決めとけって?」 「行くところ」 「うん!!」 笑顔が優しくて、頼み事を聞いてくれたことより嬉しかった。