「た、高城っ─────‥‥」


あたふたした先生の声が聞こえるけど


そんなの関係ない



ただただ走る私



どこにむかってるんだろう?




「ぅ…っひっく」

出てくる嗚咽のせいで呼吸できない



う゛‥


苦しい



「ぅっ‥ぅう」



『ぎゅっ』

「嫌っ!!」