ー斗真saidー 「斗真のばぁかっ!!」 ドアの向こう側から聞こえる琶菜の独り言 俺、馬鹿って… しょうがねぇよ 情けないけど… 俺にはこれしかないから。 「あ、斗真…」 目の前にいる女の子 頬をピンクに染めちゃってさ 「どぉしたんだよ?わざわざ迎え?」 意地悪く俺が笑うと 「斗真が帰ってくるの遅いから…」 そう言いながらますます顔を赤らめるコイツ