次の日、桃井は学校を休んだ。

精神的なこともあるだろうし、

俺も、ひどい事を言った････。

自分でも最低だと思った。

でも、あーするしかなかったんだ。

今の俺にはあれしかできない････。

それに、片付けなきゃなんない事、

あるしな。



「おい、このクラスの

中野綾香ってどいつだ?」

「あ!!一之瀬君だぁ♪

綾香ちゃんならあそこにいるよ?」

指差された方向に、あの女の姿。

俺は机をなぎ倒して、

その女の方へと歩き出した。