*きみに夢中*


うっとりしながら、ココアを飲み更にうっとり♪


沙恵は、もはや呆れている。



「奈々ちゃん」


いきなり名前を呼ばれ、ビックリしながらも声のした方を見る。


「優さん!?」


声の主は愛しの優さんだった。


「なんでしょう!?」

優さんから、話しかけてくるなんて初めて!!

心臓が急に早くなる。


「このあと、ちょっと時間あるかな?」


え...?。

お誘い?

お誘いデスカ!?


「全然あります!!てか、超暇です!はい!」


ハイ、即答。



「ならよかった、僕がバイト終わるまでちょっとだけ、待ってて欲しいな」


優さん...笑顔が眩しいッス!!


「待ちます!ずっと待ちます!!」


ちょっと意味不明な発言をしたのは、置いといて…。


「ありがとう。じゃあ、お店の裏で待っててくれる?」

「ハイ!!!」


「じゃあ、またあとでね」


笑顔を崩す事なく去って行った優さん。


優さんからのお誘い!?♪

ヤバイ、どうしよう!
嬉しすぎるーッ♪