優さん♪
早く私のココアを持って来て♪


自然と口がニヤける。


「キモいよ」


向かい側に座る沙恵が、
冷たい視線を私に送る。


「なっ....いいの!」


「ハイハイ、どうせ優さんの事、考えてんでしょ」


「..うん...うふふ♪♪」

また口元が緩む。


「だからキモいって」


「キモくて結構♪」


私が笑顔で言うと、呆れた顔をする沙恵。


優さんまだかな♪