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「沙恵ー!行こッ」


「あー、ハイハイ!」


昨日電話で、沙恵が優さんが働いてる喫茶店に、一緒に行ってくれると言ってくれたので、いつものごとく授業内容なんて、これっぽっちも頭に入ってない私。


そして、1日の授業をやっと終えた、放課後にさっそく沙恵を急かす。



「早く優さんに会いたいな♪」


軽くスキップしながら歩く私に呆れた顔の沙恵。


「ホント、ノーテンキってゆぅか...」


「♪♪♪」