あたしはユカをカフェに呼び出した
「ハル~!1年ぶりだよね!!会いたかったよ」
「うん、あたしもユカに会いたかった!!」
「で、どうしたの?」
「あ、あのね、お母さんが4月にニューヨークに転勤になって、、、あたし、、、またすぐに、日本を離れるの、、」
「え、、?」
「ユカとこうやって会えない」
「ほんとに?、、やだよ、ハル、寂しいよ、、」
「ごめんね、、でも、もう引越しも決めたみたいなんだ、、」
「そっか、、、」
「うん、、、、」
あたしはユカに悲しそうな顔を見て、悲しくなった
「、、ハル!でも、また、会えるよ!!飛行機にのって何時間かしたら会えるんだから、大丈夫!!」
ユカは明るく振舞った
目にはうっすら涙が見える
「、、そうだね、また会えるよね!!」
「会える会える!!」
あたしとユカはカフェを出た
「本当はハルとかおばちゃんおじちゃん見送りに行きたいんだけど、短期研修でドイツ行くんだ、」
「そうなんだ、ユカすごいね」
「へへ、じゃあ、ここでお別れね」
「うん、ユカ頑張って、メールするし、電話する」
「ハルも、頑張って!!あたしもメールも電話もする!!」

