ユカは今日は彼氏とデートで、校門まで行ったら別れた
あたしは一人でipodから流れる音楽を聴きながら帰った
家への帰り道の途中でケータイが鳴った
永原さんからだった
「もしもし」
「あ、ハル?」
「さっきはお疲れ様でした」
「うん、疲れた、、なんてね」
永原さんは笑いながら言う
「でも、なんであんな曖昧な答え方したんですか?」
「え?なんとなく、、もしかして怒ってる?」
「いや、別に怒りはしませんが、、」
「ごめんね、、」
「いや、怒ってないですって」
「ほんと?、、今、ハル、交差点にいるよね?」
「え、、、はい、なんで知ってるんですか?」
「俺、今ハルが立ってる横断歩道渡ったところにあるコンビ二にいるから、ハルが見える」
コンビニのほうを見ると永原さんがコンビニの雑誌のところから手を振ってる
「仕事は?このあと周るところないんですか?」
「今日はハルの学校が最後、早めにすんじゃったからね」
「へー、お疲れ様です」
「こっち来なよ、車で送ってあげるし」
「いや、もう、家すぐそばですし」
「うん、今日もう仕事終ったし、どっかで映画見て、一緒にご飯食べない?」
「た、食べたい!!!!」
「食べたいだけかよー笑」
「いや、映画も見たい!!永原さん、コンビニで待っててください!!今からダッシュで家帰って着替えてくるんで!!」
「うん、分かった、待ってる」
「じゃあ、後で!!」
「ん、後でね」
あたしは猛ダッシュで帰った

