「もしもし?」
「もしもし、ハル?」
「いえ、違います」
「ハルでしょ 笑」
「.....はい、そうです...へへ!」
「今1人?」
「え、あ、はい」
「寂しくない?」
「え、大丈夫です」
「俺、寂しい」
「あたしも永原さんに会いたいです///」
「ん、、、俺も」
ケータイごしにビューって風の音が聞こえた
「永原さん?どこにいるんですか?」
「ん?マンションの前だよ」
「え、誰の?」
「そりゃー、ハルのマンションの笑」
「え!?」
あたしはベランダから下を見た
確かに永原さんと同じ車が止まってる
「あの、ちょっと待っててください」
あたしはルームウェアのままエレベータに乗って玄関ホールに行った
コートを着た永原さんが鼻を赤くしていた
あたしに気づくと目をくしゃっとして笑ってた
あたしは永原さんに近づいて

