永原さんはレジを済ませてあたしとお店から出た
あたしはなんだか急に下の名前が気になった
「あの、永原さんの下の名前ってなんていうんですか?」
「え?さあ~、当ててみて^^?」
え、あきら?つとむ?まさや?.....
「えー、あきら?」
「違うよ!」
永原さんは笑った
「ん~、じゃあツトム?マサヤ?わかんない!!」
「全然違うし^^! マサキ、永原マサキ、」
「あ、マサキ、」
「そう、マサキです^^」
「永原、、、マサキ、、、」
あたしは噛み締めるように繰り返した
「ねえ!照れるよ、もうやめて」
永原さんはそう言って笑った

