「…にしても重い…」


重い…重すぎるよ!!
自転車持ってくれば
よかったなぁ…


「今日ご飯何しよう…
うーん……」


節約しつつ…
満腹感溢れる
晩御飯……



そんな事を考えていたら
あっという間に
家の前に着いていた


「えっと…鍵は……」


鞄の中をあさっていると
不意に背後から視線を感じる



………え…何…?
嫌な予感がする
とてつもなく…


見ちゃいけないような…
早く逃げなきゃ
いけないような…


優衣は恐る恐る
後ろを振り返った