天秤の鏡界



「寂しいの?」


綺麗な女性の声が
聞こえた


「えっ…?」


慌てて顔を上げると
金色の髪をなびかせた
女性が笑みを浮かべて
立っていた


「あなた…は…?」


あまりの美しさに
そう言うのがやっとだった



すごく…綺麗な人…
月の女神様みたい…