なんだかんだで、5時になった



いつもならやったーって感じなのに……今日はきたーって感じで気分は最悪……



はぁ……



窓から外を見てみた



げ!!


もういるし!!


みかは会社の入口の近くのベンチに座って携帯をいじっていた



はぁ……いきますか……



出口まで行くと、みかは私に気づき、近づいてきた



みか「遅い!!」



私「は?ちゃんと5時だし」



みか「そんな事いいから早く話してよ」



コロコロ話しが変わる奴



私「ここじゃ嫌だから、個室の店に行こ!!個室のが話しやすいし」



みか「どこでもいいよ、早く行こう」



む、むかつく……



とりあえずお母さんに夜ご飯いらないと電話を入れて、嫌々みかと近くの居酒屋に向かった



店に入るとすぐに部屋に案内された



みか「さ、早く話して!!」



私「うるさいなー別れたよ」



みか「!!!本当??」



私「そんな嘘つかないし」



みか「やったー♪」



こいつ、まだ竜二を諦めてなかったの?



みか「ところでりゅうくんは今どうしてるの?」



私「知らない」



みかの質問は適当に答えて、とりあえずお腹が空いたのでメニューを見て注文した



みか「りゅうくんと連絡がずっと取れないんだけど、あんたまさか携帯取り上げた?」



私「そんなめんどくさいことしないし、あんたと連絡取りたくないんでしょ」



みか「そんな事絶対ないし!!」


その自信は何処からくるの?



それより、私、今、元不倫相手二人で食事にきてる……



変なの………



私「まー私にはもう関係ないし、お好きにどうぞ!!あ、話し終わったしあんた帰る?私はお腹空いたから、食べて帰るけど、注文もしたし」



みか「私だってお腹空いてるから食べて帰るし」



なんだ食べてくのか……