「お姉ちゃんのスリーサイズは私が測らせて貰ったの。衣装も作ってあげるからね・・・」



にこりとすぅちゃんは笑う。

私は思わずあとずさる。



「まぁ採寸も終わったことだし、今日は衣装係に任せるこった。」



しんぱっちーは、私の肩をたたく。



「ふうん・・・。」


「わいは衣装企画係やで~。いいの考えるから楽しみにしとってぇな。」


にこにこ笑ってシャーペンをくるくると手で回している山崎が言う。


「・・・変なのにはしないでよね。」


「大丈夫やで。わいの腕によりをかけて!」


「う~ん。・・・心配。」


「大丈夫だ。山崎はそういうの得意だろ?」


「もちろん!」


そういった山崎は腕まくりをしてみせる。


「そうですか・・・。なら明日、楽しみにしてますね。」


にこりと笑って総司が言う。


「まかせとき!!」


山崎も微笑む。