「悔しい・・・狂おしい・・・!まだあの男が生きている限り、死ねない・・・」


「いや、もう死んでるから。」


平助の呟きも置き去りにして、幽霊の黒い煙状のものは、広がる速度を増していく。



「なんて霊圧・・・!あれは、アランカル!?ウルキオラになるの?!それともネル?!グリムジョー!?」


「智咲さん。もうブリーチネタは止めましょう。」


「すいやせん。」



「ひ・・・じ、かた先輩・・・!土方先輩」



喋っている間にも、幽霊の背後の黒いものは広がっていく。


「ん?ていうか今、土方って・・・」



「おい。昼飯食べないのか?他の奴らはもう集まってるんだ。さっさと戻ってこい。」


平助の言葉も遮って、土方先生登場。



「・・・っひ、土方先輩・・・!」



「んあ?誰だ、てめえ。」