「どういうこと?作者はテスト期間なのにもかかわらずに更新してんのに余計な時間とらせ」

「平助の余計な発言が余計な時間なの!わかってよ!!」


「ソウデシタ・・・デモ・・・話、聞いてホシクテ・・・」

「いや納得しなくてもいいんですから。」


幽霊の低く雑音が混ざった声は地底を這いずりまわる気分になる。




「スベテの始まりハ・・・アノ男ノセイ・・・!!!!」




幽霊の話をまとめると。



1、幽霊はある男に恋してました。

2、ある男は女遊びがひどく、しょっちゅう女を泣かせてました。

3、幽霊はある男に勇気を振り絞って告白しました。

4、ある男は、告白を承諾しましたが、幽霊をさんざんもてあそんで捨てました。



「つまりは処女を捨てるだけ捨てて死んだいったんですね。」


「総司ストレートすぎだから。」



幽霊はもはや涙目で、いつの間にか正座して俯いている。
はたから見れば3対1に苛めに見える。


「で、幽霊は青春してる奴は大嫌いで、いわゆるとばっちりと。」


平助は腕を組んで、名探偵を気取る。


「平助いくらそのポーズとってもその顔じゃコナン君にしかなれないよ」


「うるさい馬鹿智咲」


「テストの点数見てから言え馬鹿平助。もう勉強教えてやんないぞ」