「そんなこと言わずにさ、一緒に来てよ」
「嫌だって言ったら?」
「んー・・・。うちは女の子には手を出さない掟があるからね。手荒な真似はしたくないんだ。だから大人しくついてきてほしいな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・芹沢呉羽ちゃん?」
「っ!?」
な、何で名前を知ってんの!?
会って話したのだって今日が初めてなのに・・・。
それに、私の情報はそう簡単に見つかるものじゃない。
だって・・・・・“あの人”が守ってくれていたものだから。
今は私が自分で情報を守ってる。
そう簡単に見つけられちゃ困る。
