朔「あぁ?」

棗「蓮のストレートはマグレでもよけれないよ。」

律「…じゃあ」

棗「俺は行くよ!
 まのんちゃんと仲良くなりた いからね」

棗はひょいと立ち上がり、
屋上のドアの方へ向かった。


律「えっ…
 じゃあ俺もいく!!」


律は棗の後ろについていく。



棗「あっ、朔
 秋に昼休み、いつものとこっ て言っといて」


朔「おう」

軽く手を挙げて返事を返す。






朔はバタンとしまったドアを見つめ、
舌打ちした。


「面倒なことになったよ、まったく」