「なーんだ、 さっきは逃げたくせに強気かよ」 「イライラしてるんだ、 用があるなら早く済ませ」 「うるせえな」 海野が近づき、あたしの顎を持った。 その行為に眉をひそめる。 「オマエ……誰の許可を得て、学校に来てる?」 「片桐だ」 「どっちでもいいだろ」 その台詞、さっきも聞いた気がする。 「あたしは… テメェの親父の許可を得てここにいるんだ! 文句あるなら親父に言え!」 まのんは海野の手を振り払った。 「オマエのデカイ態度、ムカつくんだよ!」 海野はそう言って殴りかかってきた。