雪の華、君の香り、君ヲ想う

だからと言って
何かに当たるわけじゃない。
そんな性格じゃない、
俺はそんな性格に育ってない。

ただひたすら我慢。
怒りも妬みも悔しさも、
全部内に秘めて我慢。

それが俺だから・・・


たぶんその時の俺は、
その時の俺の目は、色を失っていた。


何かを見るわけでもなく、
ただボーっと遠くを見ていた。
色のない目で・・・


死んだような目で・・・