雪の華、君の香り、君ヲ想う

真治は高志をじっと見てた。

そして一呼吸置いて話しだした。



「高志くん、親が怖いんやろ?」


真治のその言葉に高志はピクリと
体が反応した。


「そうかぁ・・・親が怖いんや・・・」


「ち、違います・・・」


高志はやっと呟くように口を開いた。