雪の華、君の香り、君ヲ想う

「さぁ、ここに座って。」


「はい。」


真治は高志を診察用の椅子に座らせた。


そして真治も高志と向き合い座る。



「最近様子が変だって言ってたけど
どうしたの? 何かあった?」


「・・・・・」


「何でもいいから話して。」


「・・・・・」


高志は真治の質問に何も答えず
ただ俯いてるだけだった。