「おかしいとは?」


「はい・・・
よく独り言を言ったり、
何を見てるのかわからない
そんな目をしたり・・・

うまく言えないんですけど、
一つ一つの行動が変なんです。

こんな子じゃなかったんです。
いつも明るくて、
挨拶の出来る子だったのに・・・
近所の評判も良かったんですよ。

それが突然・・・」


「そうですか・・・」


佳奈と瑠香がじっと聞いてる横で
真治はじっと男の子を見ていた。