雪の華、君の香り、君ヲ想う

「瑠香ぁ~!!!」


「きゃぁぁぁー!!!」


俺は狭い部屋の中、
瑠香を追い掛け回した。


「待てこらぁー!!!」


「嫌やちゅーねん!!
ベーッ!!」


瑠香は振り返りあっかんベーをした。


生意気なぁ~!!!



「瑠香ぁぁぁ!!!」


「きゃぁぁぁーっ!!!」


ガシッ!!


「捕まえた!!」


俺は瑠香の腕を掴み、
そのまま抱き寄せた。