雪の華、君の香り、君ヲ想う

そんな風に俺と瑠香は
また二人でいることに決めた。


「もぉぉぉーっ!!
何よぉーこれっ!!」


「何よって・・・
歌を歌えって言ってるだけやろ?」


「何で歌なんよぉー?」


「はっ!? おまえが
俺を支えるためには
なんでもするって言ったんやろ

だから歌えって言ってるねん、
俺の心を癒してくれ!!」


「ちがうっ!! こんなんちゃうっ!!」


「何が?」


「せっかくの休みやねんで?
なんで休みの日まで練習なんよ?
二人っきりの時は
もっとイチャイチャしたり
恋人らしいことしたいのっ!!」


「はっ!?
俺を癒して、練習もできる。
一石二鳥やないか!!」


「ちがうっ!!
こんなん嫌ぁぁぁ!!!」