雪の華、君の香り、君ヲ想う

「俺がいなくても大丈夫?

この世界が私を幸せにしてくれる?

私にいい人が見つかる?

勝手に決めないで!!」



瑠香・・・



「いや、これから瑠香にはいろんな・・・」


「真治じゃなきゃダメなの!!」


「えっ!?」


「私は・・・
真治じゃないとダメなの・・・」


瑠香は真っ直ぐな瞳で俺を見た。