激怒した親は真治とは勘当状態。
なんとか高校までは
行かせてもらったものの、
大学は奨学金を受け行くことになった。


そんな真治をいつもそばで
励まし支えてくれたさくら。


『真治は自分の信じる道を行きなさい。
あなたならきっと人の気持ちにわかる、
良い心療内科医になれる。』


さくら自身も自由ではないのに、
真治のそう言って応援してくれた。


真治にとって掛け替えのない存在。



そんな真治の人生を知る佳奈は、
なんともいえない思いに胸が苦しくなった。