雪の華、君の香り、君ヲ想う

「じゃあ、私ら帰るね。」


「おう。」


しばらく話した後、
鉄成と佳奈は先に帰ることにした。


「瑠香ちゃん、これ。」


鉄成は一枚のCDを瑠香に差し出した。


「これは・・・?」


「俺のやけど、よかったら聞いてみて。」


「あ、ありがとうございます。」


瑠香は鉄成に軽く頭を下げた。