雪の華、君の香り、君ヲ想う

「いや、でも・・・」


「ごめんね、突然。
すぐにとかじゃないねん。

よく考えてから答えを
出してくれたらいいよ。」


鉄成は優しく瑠香に言う。


「は、はい・・・」


瑠香はそうとしか答えられなかった。



「もう、なんでこんな大事なこと
私には言ってくれんかったんよぉ~!!」


佳奈が鉄成と真治に怒る。


「ごめん、ごめん・・・」


そう言って笑い合う三人。